エレベーターおじさん
しばらく前になりますが、産後初めてある百貨店に買い物に行きました。
エレベーターは混んでいるイメージがあったので、
ベビーカーでの移動は大変だろうなぁと思っていました。
しかし、行ってみると、一般のエレベーターの隣に
車イスやベビーカー専用のエレベーターがあったのです！
一般のエレベーターよりスムーズに動いている気がしました。
しかも、その中にはエレベーターガールならぬエレベーターおじさんが！！
人の良さそうな明るいおじさん。
一般のエレベーターにはいません。
おじさんは、おそらく定年を迎えた方ではないかと思います。
違ったらごめんなさい(^^;)
長時間立ちっぱなしで大変！と思ったら、
1時間おきなのか、数分おきなのかは分かりませんが、
人が何度か入れ替わっていました。
乗り込もうとすると、「何階で降りますか？」
と聞かれ、乗り降りがスムーズになるように順番を考えながら、
手際良く、エレベーターの中に呼んでくれました。
ベビーカーを押しながらの出たり入ったりは大変なので、とても助かります。
車イスでもベビーカーもない女性が乗り込もうとした時には、
一般のエレベーターを使うよう、きっぱりお断りしてくれました。
妊娠・出産するまで気付かなかった専用のエレベーターとエレベーターおじさんですが、
私、出産するまで、授乳室という存在も知りませんでした。
大抵のお店には、
おむつを替えたり、授乳したりできるスペースがあります。
近くを通ったり、見たりしたことはあるはずですが、
全く気付いていませんでした。
興味を持っていないと、授乳室もただの景色の延長なんですね。
なんだか、そんな自分に驚いてしまいます。
きっと、他にもまだまだたくさん、
見えているけど見ていないものがあるのだろうなと思います。
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